会員の皆様へ

 

源友会会員募集について

良犬の作出は一人、二人でできるものでじゃありません。又、偶然の巡り合いでで入手した愛犬が、展覧会で上位入賞するということはあると思いますが、人が偉いのではなく犬の展覧会であ る以上、犬が偉いのだと自覚し、作出者や先人に対し感謝の念がなければ犬の作出など長続きするのもではないと思います。

ましては人様の犬を自己中心的に批判したり、相手の許しもなしく一方的に欠点を指摘する等は言語道断であり、ブリーダーとして如 何なものか?

はっきり言えば、甲斐犬のブリーダーとして「先はない」という事です。私は甲斐犬を買い始めて25年の浅学の身でありますが、最初 の5年、10年はそれこそ五里霧中、紆余曲折、展覧会では最下位良くても真ん中の連続でした。そしてここ5年位で甲斐犬が多少分かってきた様な気がします。それと大事 な事はやはり人の輪・犬友達です。

都会や街中では多頭飼いは難しいのが現実です。住環境の良い地方であっても仕事の都合上や家族の理解の問題もあり、又、中々上手 くいかないものです。

そこで、仲間を作ることが良犬を作ることになるわけです。源友会でも牝犬を飼っている甲斐犬ファンを常に募集しているのもその為 です。

私の最初の犬屋さん(犬の師匠)は、「犬を買う(飼う)なら人を買え」とよく言ったものですが、同時に私は犬の専門知識よりも、 その犬種に対する情熱の有る人を選ぶべきだと思っています。私達の目指すところは、審査員の先生になることでも学識者になることでもなく、良犬の作出に情熱を傾ける ことにあるからです。

甲斐犬の歴史も太古縄文時代より現代に至る一万年及ぶ血統の証に他なりません。その甲斐犬を愚直なまでに愛護・保存に心血を注い できたのが、設立以来75年の歴史を持つ甲斐犬唯一の保存団体であり、私達が所属する甲斐犬愛護会なのです。

他の日本犬種の展覧会を経験した人人や見学をした人の総んどの人が先ず愛護会の展覧会を見て驚くのが、「犬がバラバラ」「大高も バラバラ」に見えるとのことです。私はこれが他の日本犬種と甲斐犬愛護会の展覧会との決定的な相違、又、見解の相違だと理解しています。

飽く迄甲斐犬愛護会の理念は、「甲斐犬の愛護と保存」であり、人為的に犬を改良することではなく、そのためにも体高等を人の手で 改良しないことなのです。その結果として、顔貌、虎毛、体高が他の日本犬種より「バラバラ」に見えることになるわけです。

甲斐犬の標準としての体高は「ほぼ40cm〜50cm」とあり、上下10cmもの差があります。犬の体高の10cmは一回りも二回りも違って見えます。一見すると体高が特にバラツキが目立つということになるわけです。

私達は展覧会を中心に活動する以上、犬の客姿に拘ることは当然のことですが、甲斐犬としての本質(性微良く表し、素朴にして沈着勇猛性を備え、行動軽快にして敏捷迫力があり特に帰化性強く一代一主的傾向が強い...)を持つ犬を目標として甲斐犬の作出を心掛けています。

良犬の作出は一人、二人で出来るものではありません。犬友の輪が必要なのです。甲斐犬に興味のある方、また現に飼育されている方で当源友会に賛同頂ける方がおられましたら、いつでも大歓迎いたします。

皆様のご連絡をお待ちしております。


                甲斐犬源友会 代表

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